第36日目 ちょっと昔、はるか彼方の国で…
10月13日 チュニジア ドゥーズ→マトマタ
今日はラクダツアーを終えてから、次の目的地マトマタへ
マトマタはベルベル人の穴居住宅があり、スターウォーズのロケ地となった穴居住宅が今はホテルとなっている
それが今回の目的
移動だけかと思ったけど、いろいろ書くことがあった日
長文お楽しみください
さあ朝起きるとすでにおっさんが何か朝食作っている
伝統のパン
どう作ったかはわからないが、たぶん生地を直接焚き火につっこんでる
だから食う前におっさんがパンをしばくしばく
味は素朴
塩と小麦の味
コーヒー粉がめっちゃ浮いてるコーヒーと共に
朝飯が終わるとおっさんがせっせと片付け
そしてまたラクダに乗り込み
今度は休憩なしで2時間ほど揺られる
なぜか今回ハエがやたらと多かった
サハラ中のハエを集めたんじゃないかというぐらいの数が筆者にまとわりつく
2回目はある程度ラクダにも慣れたかなあと思う
始めと同じようにあっさりツアー終了
宿に戻りシャワーを貸してもらう
今回はぜんぜん砂がまとわりつくような感じはなかった
そして昨日と同じ店で昼食を食べ
店員さんの少年に別れを告げる
さあ次は異星の地マトマタへ向かう
相変わらずの、乗り合いバス待たずに乗れる運を発揮してマトマタまでの中継地点ガベスへ
ドゥーズ→ガベス→マトマタ
ドゥーズを出るときにもまた警察のパスポートチェックに引っかかったけど、今回は何事もなく通過
何事もないのが一番
ガベスに着くと少し歩き次の乗り合いバス乗り場へ
ここで今までの乗り合いバス運のツケの清算
ニーハオといいながらニコニコして近づいてくるドライバー
この時点で怪しい
ガベス→マトマタのバスが30ディナールもするという
どれだけぼったくってるかと言うと
直前のがドゥーズ→ガベス、約130キロ9ディナール
今回はガベス→マトマタ、約50キロ30ディナール!
助手席まで座ったが怪しい奴やと思って値段を聞いてよかったです
扉を強く閉めて出て行く
乗り合いバスだけど乗り合う客がいないから筆者1人だけでも連れて行こうとしたみたい
小さい町でおそらく観光でしか人が行かないマトマタ
今はつらい時期ですね
しょうがないから普通の公共のバスで行くことに
乗り合いバスの正規の相場より少し高くて、けっこう待たないといけない
待っていると隣のお兄ちゃんと仲良くなる
彼はマトマタ在住
次の日一緒にマトマタ回ろうと言われたけどあまり信用ならんから、とりあえず濁らせておく
バスに人が多くて疲れたけど、マトマタ到着!
なんか新鮮な景色
そして素敵
砂漠の中の町だけどオアシスのようでもなく、砂漠のままで生活しているよう
沈みゆく太陽がこの町を1番いい色にしてる
太陽がもう1つあったら完璧
今日泊まる宿があのルーク・スカイウォーカーのご実家
ちなみに太陽2つを見ながら考え事する場面はさっきまでいたドゥーズで撮影したそう
バス停から5分ほどで目的のホテル
受付付近はスターウォーズグッズいっぱい
泊まる部屋はまさにスターウォーズ
そして併設のバーがその彼の家
スターウォーズめっちゃ大好き!ってわけでもないけど、かなり高揚する
穴居住宅と言われるぐらいなので上からも覗ける
とりあえず軽く町に繰り出す
少し歩いたカフェに日本人
こんなところに!
かなり品のある女性
フリーの写真家だそう
本も出されている
やっていることがかっこよすぎる
主に中東の国々で民家に泊まりながら取材などをしてるそう
帰ったら本読みます!
コーヒーごちそうさまでした!
帰ったら夕食の時間
ホテルで夕食も出してくれる
副菜?の「卵フライ〜餃子の形で〜」みたいなチュニジア料理がうまかった
メインはもちろんクスクス
あれ?飽きてきたかな?
一緒にビールもいただく
ぷはー
夕食を終えるとホテル内の別のところで生演奏が
周りでワイワイする地元民
なんとその卓上にはワイン!
ワイン飲むためならダンスでも変なノリでもなんでも付き合います
ほど良い感じて飲んでいると、テーブルの下の方で何かゴソゴソしたグラスのワインを飲まされそうになった
これはあの睡眠薬強盗か?と思ったから、しっかり出来上がってるおっちゃんにそれを飲ませてその場を退却
おいしいワインありがとう
今日はそのまま部屋に帰って就寝
何やらいろいろあって楽しい1日でした
今日のツッコミ
意外にかわいい