第26日目 ディープなカイロ
10月3日 エジプト カイロ
今日は昨日から約束していた堀江ツアー
筆者が滞在している宿に住む、エジプト歴7年の堀江さんという人がガイドブックに載らない、というより載せられないディープな世界を案内してくれるというツアー
ツアーというかめっちゃ詳しい案内
個人的にやってるだけなので
昨日出会ったうちの1人の女性、堀江さん、筆者の3人
さっそく朝から出発
行った場所としては、
街から出るゴミがすべて集められてそこでゴミ処理をしながら暮らす人々の界隈、
そこを抜けたところにあるイスラーム圏エジプトではかなり珍しいコプト教会(原始キリスト教、エジプトのキリスト教)、
死者の町
その付近の世界遺産や綺麗なイスラーム教会
の4箇所
まずはゴミ処理の街
ここでは写真は撮れないそう
ということで言葉で伝えるしかないのだが
一言でいうとゴミ溜めである
生ゴミやプラスチックの臭い匂い
目に見えて体に悪そうな粉塵が舞う
廃墟のような建物がひしめき、道幅は広くない
職業というより生活の一部としてゴミを分けているという感じ
それでも人の雰囲気は明るい
堀江ツアーとしては頻繁に来ているのだが、
観光客はまずいないようなところで我々が珍しいのか、すごい興味津々に話しかけたり挨拶してくる
そこがおもしろい
感情の内訳をしりたい
この日行った4つの中で一番楽しかったところ
そこを抜けるとコプト教会がある
門をくぐり、壁に彫られた地図をつたうと
こんな広い空間があるのかという場所へ
さらにその中にもこんな広い空間があるのかという教会や集会所のようなところが
ほんとうに隔離され隠れているなというイメージ
そして啓示をうけ壁に彫刻を続けるマリオさんが作るアミューズメントゾーンもある
上から先ほどのゴミの街も眺められる
屋上で飼っている豚などの家畜がよく見える
彼らは人の生ゴミを食べているそう
ここで堀江さんに聞いたおもしろい話を1つ
イスラーム圏では豚を食べないが、この界隈では、いわばキリスト教なので豚を食べる
以前豚インフルエンザが流行った時、政府はここぞとばかりに国中の豚を殺処分した
そうすると生ゴミの行き場がなくなって、あふれかえったと
昔話みたい
コプト教会のあとはもう一度ゴミ街を抜け、死者の町へ
ここにはいたるところに墓がある
別にゾンビが住む町ではない
そして世界遺産や美しいイスラーム教会へ
まずは世界遺産
みなさんこのショットに見覚えのあるのは、1エジプトポンド札に印刷されているからであろう
観光客はおろか普通に人がいないのでゆっくりと楽しめた
3、4時間ほど歩いて宿にもどる
2時間ほど休憩してから
同じメンバーで大きなスーパーに行った
店員さん全員ろう者のケンタッキーにも寄る
帰って、みんなで白ワインを飲んでおやすみなさい
今日のツッコミ
堀江さんより
エジプトではMacintosh、Windowsに次ぐ第3のOSがある
New Windows
(チーズ味のスナックです)