第13日目 またまた移動
9月20日 エチオピア ラリベラ→アディスアベバ
今日も移動
車に乗って14時間、カイロに飛ぶためにアディスアベバに戻ります
アフリカっていう余裕で移動してに1日使っちゃう
その前に昨日のお話の続きです
約束の朝5時にホテルの玄関にいると
2人の少年のうちに1人だけがそこにいる
早速、筆者はごめんねやっぱり今日は違う車でアディスアベバまで行くからバスはキャンセルするよ、と言って少年にすこしのお金をあげる
すると少年が、もう1人の友達はお金がなくて昨日汚いものを食べてしまって寝込んでしまったから、エキストラマネーがほしいと言う
残念、
旅行初日といい、エチオピア人で優しくしてくれた人はことごとく信用できない
全敗である
ごめんなさい、今後出会う本当にいいエチオピア人
その少年はとっとと追い返し、ホテルに戻る
昨日からのお話はこれでおしまい
朝6時にホテルを出発
上記のことがありことごとく人間不信
よくわからない、最初はどんな人もいい人だから
しかし車窓からの日が昇り始める景色はもう最高
作物ゆれる畑のなかにいる1人の女性
それを朝日が照らし上げる
「写真で辞書」みたいなのがあれば、"原風景"の項目に間違いなく掲載される映
どこを撮ってもいい写真
朝からネガティヴな感情になりつつ
でもドライバーは多分お金もしっかり稼いでいるし、たぶん本当のいいやつ
でもまだまだ信用はできない
でも景色は驚くほどキレイ
感情の向きがぐちゃぐちゃで心が疲れる
心がひどく揉まれるよう
それはもういいとして車はすすむ
動物がめっちゃ多い
ロバ、牛、馬、犬
みんな基本的には木や草を運んでいる
そしてこいつらが行く道をことごとく邪魔してくる
もしエチオピアに動物がいなければ移動時間は1割早くなる
道中、事故現場や脱輪して壊れているトラックをよく見る
ほんとうにひやひやさせられる
エチオピア人ドライバーによると
ISUZUのトラックはアルカイダと呼ばれているらしい
朝飯、昼飯、コーヒー3杯を全部ドライバーに奢ってもらった
怖い
昨日のことでとくによくそう感じる
よくわからないノリで、ドライバーさんのお買い物で微妙にお金が足りないからと言われ70ブルとられる
他のを見るといたって普通のことらしい
これはほんとうに悪気があってやっていることではないのでご安心を
飯代とチップを考えればかなり安いし
この2日前にドライバーの子どもがうまれたそうで、僕を届ける前に自分の子どもに会いに行っていた
僕も見せてもらう
生後3日はどんな動物でもかわいい
このドライバーの自宅が、団地の廃墟みたいなところで怖い
辺りは暗くなってくるし人通りもないし連れていかれるんじゃないかとビクビクしていた
途中で車から降ろされタクシーに乗るように言われる
もうその時は生きた心地がしないくらい怖かった
アディスアベバなはずなのに全く知らないところで、人は多いがもう真っ暗
結局は、杞憂
最後タクシーに乗る時に、僕が生きて帰るか心配だからと言って電話番号をくれた
そしてなんとかホテルに到着
いろいろ疲れたしビールを飲んでパソコンのアニメを見て
この日は就寝
今日のツッコミ
写真はないが
車で聞いていたラジオから日本語のアナ雪主題歌