第34日目 いい意味で警察沙汰
昨日思いついたプランで今日はただ移動だけの日
全て昔の情報のままだったらうまく目的地ドゥーズまでたどり着ける
朝早く起きてバスステーションへ
まずはトズールというところを目指す
そして最初の関門
朝のこのバスがあるかどうか
ありました
よかった、ブログとかもぜんぜんなかったから心配でした
実は直接、目的地ドゥーズまで行くバスがあるそう
しかし!道中も楽しまないと
ということで、少し手前のポイント、トズールで小さい乗合バスに乗り換えて、チュニジア屈指の塩湖を見ることに
一本のバスでいけるところを、二回乗り換えで目的地まで
チュニス→トズール→ケビリ→ドゥーズ
これまたうまくいくかわからない心配要素の1つ
とりあえずバスでチュニスからトズールまでは問題なく到着
ほんの少しトズール観光して、乗合バスを探す
次の行き先はケビリ
ミニバンがいっぱい止まってるところに行き目的地を叫ぶ
そして乗合バスが満杯になったところで出発する
これが乗合バスの乗り方
ということで乗合バス乗り場に行くと、向こうからケビリのコールが
ちょうど筆者が最後の1人だった
ラッキー
少しも待つことなくケビリまで
このトズール、ケビリ間で塩湖を通る
観光用ではないのでさっと通過するだけ
それでもある程度楽しめました
綺麗じゃないけど
同じような景色はいろいろ錯覚を起こしておもしろかった
そしてまた問題なくケビリ到着
ケビリからまた乗合バスで、今日の目的地ドゥーズへ行く
乗ってきた乗合バス降り場から、
次の乗合バスまでは少し離れている
親切な隣に座っていたお兄さんについて行く
彼もドゥーズ行き、心強い
次もほとんど待つことなく出発
ラッキー
さあここからが題名の警察沙汰
間違いなく大袈裟です、すいません、もりました
ドゥーズの街へバスが入ったときに警察に止められみんなの身分証が確認された
筆者はパスポートを提出
たまにしかにないことだそうだが、それにあたってしまう
1人外国籍の筆者
何もないといいけど…
そう思うと何かあるものです
ミスターと1人呼び出される筆者
署内へ入る
その時さっき案内してくれたお兄さんもついて来てくれた
海外初めての警察署でビクビク
中ではドゥーズでの滞在場所、日数、目的などを聞かれた
旅行者の安全確保のためにだそう
お世話になります
宿に一報入れてくれたり、警察の連絡先を教えてくれたり、丁寧であたたかい対応でした
一応、今危険なアルジェリアとの国境に近いドゥーズ
ありがたい手間です
一応の安全確保もしてくれて無事ドゥーズ到着
なんとかうまいこといきました
そのまま宿にチェックインして、軽く夕食を食べて就寝
よく移動しました
明日はこの宿が手配してくれているサハラ砂漠ラクダツアー!
このドゥーズに来た目的!
楽しみ!
今日のツッコミ
このドゥーズめっちゃ床屋がある
第33日目 アフリカ最北端で将来の暗示か運の貯蓄か
10月10日 チュニジア ビゼルト
今日はチュニジアでの1番の目的
アフリカ最北端!
筆者はこういう最端が大好き
朝起きて昨日下見しておいたバスステーションへ
少し待ったが、順調に拠点の街ビゼルトに到着
ここからガイドブックに載っている最北の地ブラン岬へ行く
今日中にはチュニスに戻りたいのであまり時間がない
とりあえずお昼ご飯を食べて、乗合バス乗り場を探す
両サイド危険な国に囲まれている上に、特にこれといった大きい観光地もないチュニジア
そしてそこのただ最北の意味があるだけの所へはあまり誰もこない
観光地としてほとんど整備されていない所に行くのもまた一興である
聞きまくってやっとブラン岬に行くための乗合バスに乗り込む
最寄りの場所で降ろされるともう地の果て感
そして降り出す雨…
10分ほど歩くとそこにあるなんてことない岬
雨が強くなってきた
マップで確認すると
あれ?まだ最北じゃない?
もう少し向こうに最北があるではないか
ということでそっちの方に歩いていくと
絶対入ってはいけなさそうなところが
キケン、通行禁止と書かれている
でも開いてる…
フリとしか捉えられない門を越えて少し歩く
明らかに軍事用の場所
これはさすがにダメだと思い引き返す
この頃にはもう土砂降り
何より雨がきつすぎる
あまり最北に感動する間も無く撤退
すぐ近くにある作りかけの家のようなところで雨宿りさせてもらう
すごいザーザー降り
バケツをひっくり返したようなは今
寡黙なおじいちゃんと一緒に雨があがるのを
待つ
びしょぬれでかなり寒い
その建物の中から出てくる他のお兄さん
少しお話ししてビゼルトまで連れて行ってくれることに
車に乗り込む頃にはもう雨は止んでいた
岬にいるときにちょうど1番降っていた
そんなもんですよね
なんとかまあ一般人としていけるアフリカ最北端は達成!
それから震えながらなんとかチュニスまで帰還
今日もイタリアイケメンと夕食
今日は筆者が奢る番
チュニジア1週間を残し、首都チュニス付近の観光をほぼ全て終えてしまった
これではただ時間を無駄にしてしまいそう
そこで!南部、サハラ砂漠まで行こう!
先日の日本人に言われて思いつきました
ほんとうにありがとうございます
全て5年前のガイドブック通り時間通りなら問題ない、みっちりプランをたてる
少しでも交通状況が狂えば次の飛行機逃しかねないけど、とりあえず明日から南部行ってきます!
予定を考えた後は、シャワーでしっかり温もり眠りました
これからの4ヶ月アフリカ旅行でいけるところを全て見渡せる最北端でちょうど豪雨
これは将来の暗示か運の貯蓄か
今日のツッコミ
第32日目 バルドー博物館、同じ宿のイタリアン
今日は以前テロのあったバルドー博物館に行って、夜は筆者以外の宿利用者イタリア人と夕食
ゆっくりめに起きてバルドー博物館へ
中心地からはメトロという名の路面電車で行く
さすがにしっかりとしたカバンチェック
しかも2回
チュニジアの遺産、主にモザイク画が展示されている
地面にも展示?されているので靴カバーをつける
展示物もすごいのだが、何より建物自体がめっちゃきれい
これまた白塗りで清潔感ある内装
モザイク画に関してはよくドットでここまで表現できたなあと思う
人並の感想を持って終了
宿に戻る前に次の日に利用するバス停を確認しに行く
見ておいてよかった、少しややこしい
そこから距離はあるが例のごとく歩いて帰宅
帰って少し昼寝
起きてイタリア人と少し話す
晩飯を一緒に食べに行くことに
この宿には人がほぼいない、このイタリア人と筆者とたまに他の観光客1人2人といった感じ
イタリア人はアラビア語勉強のためここに住んでいる
イケメン長身いい性格
そんな彼と晩飯
会話はフランス語、お互い流暢ではないのでいい練習
夕食は名物クスクス
量がかなりあって、思ったよりべちゃっとしてるなというイメージ
野菜いっぱいなのがよかった
そして彼にご馳走になりました
帰ってまた少し話して就寝
今日のツッコミ
飲酒乗馬
第31日目 カルタゴ遺跡
なんと今日で旅行して1ヶ月!
こんなに旅行してることよりも、こんなにブログが続いてるのが驚き
日記なんてこんなに長いこと続いたことないのに
朝起きて電車にのって30分
メインの駅に到着
カルタゴゾーンにいろいろな遺跡が広く点在しているのでかなり歩く
しかし天候は汗ばむけど涼しくてどこまでも歩いて行けそうな感じ
ここらへんは高級住宅街
テニスクラブもある
芦屋みたいな感じ
金持ちのボンボンがウヨウヨ
そして建物がいちいち綺麗
白塗りと青い扉
地中海のあの景色
たまにある赤い花がいいアクセントになる
カルタゴ遺跡は 哀しからずや 空の青、海のあを、壁の碧に染まずたたずむ
拝借して詠みたくなるような景色
遺跡自体はまあまあ
でも何と言っても遺跡を含めた海と街の景色がとにかくよい
観光客がかなり少なかったのもよかった
よく遺跡に1人みたいなこともあった
ほぼ廃墟の遺跡で少し残された柱とかから脳内CGで復元を試みるけど情報なさすぎて無理でした
昼飯も食べずに3時ごろまでずっと歩いた
帰りの駅でついに出会うチュニジア第一日本人
やっぱりここまで来る人は経験がすごい
この方のおかげで東欧に俄然興味がワクワク
この人と夕食、チュニジアのビール、チュニジアの赤ワインをいただく
ご馳走になりました!
ビールはラガーで軽めな感じ
ワインはさすがに種類を多くて悩んだけど、よく売れてそうなやつを飲んでみた
この方の経験と知識からのお話がかなりおもしろかったです
雰囲気含めてうまいワインでした
少し遅めに帰宅してすぐ就寝
今日のツッコミ
薄めのドラエもん
第30日目 アフリカ?イスラム圏?フランス語?
昨日やっと気づいたチュニジア時間過多
とりあえず街を把握するために今日はチュニスをゆっくり散歩
朝起きて宿の朝食を食べる
と言ってもパンとジャムとコーヒーだけだが
さっそく街にでる
まずは昨日悩まされたメディナを歩く
ガイドブックに載ってる大きなモスクを目指す
歩くと昨日とは違いいろんなお店が並ぶ
このメディナきれいすぎ
細い路地と色合いとめっちゃいる猫
お気に入りです
そしてあまり迷わずモスクへ到着
中に入るのはムスリム限定なので外から見る
そこに声をかけてくるおっさん
怪しい
でもチュニジア人いい人説は濃厚
ちょうど行きたかった屋根からメディナを見渡せるところまで案内してくれることに
行ってみるとなんと普通のお土産屋さんの屋上
それでもいい眺め
帰り際にお金を請求される
今回は払いました!
なぜか、それはしっかり最初にこのおっさんがお金かかるよって言ってたから!
この言葉さえあればね、エジプト人
そこから迷いに迷ってメディナ脱出
新市街の方を歩く
そこはもうほとんどヨーロッパ
フランスのスーパーとかブランドとかがたまにあって、少しノスタルジー
カトリックの教会もある
イスラムの国だけど暮らし方とかがかなりヨーロッパ
もはやアフリカではない
おもしろかったのがフランス大使館の厳重な警備
街中で迷彩服、ぐるぐるしてる有刺鉄線
写真禁止だったのでネットにはあげません
歩いてるとチラチラ見られる、エチオピア、エジプトよりもよく見られる気がする
そしてある少年に声をかけられる
日本が大好きだと力説する19歳
その子と少し一緒に歩いて、図書館に連れていってもらったり、おすすめの食べ物教えてもらう
やはりアニメの話で盛り上がる
偶然その少年の友達と出会う
そしてその少年は予定があって去っていき
新しい友達と一緒に歩く
16歳の女の子2人
英語を流暢に話す
同じようにぶらぶら歩き、クレープを食べてお別れ
そういえばこの女の子2人とんでもないことを提案してきた
先日友達が思いついた暇つぶしだというのだが、発想がすごい
6つの小さい紙を用意して、そこにビンタ、ハグ、ほっぺにキスを各2つずつ書く
それを街中の人に引いてもらってそれをやってもらうというゲーム
なんだかんだで例えとしてこの子からハグされただけでこのゲームは流れたけど、怖かったようなもったいなかったような…
イスラム圏でこの大胆さがかなり驚きでした
めっちゃ歩いてめっちゃ話したので宿に戻ることに
昨晩と違い店が並んでいるのでメディナの見た目がぜんぜん違っていて、迷う
やっと宿に着いたらそのまま昼寝
起きるともう夕食の時間
昨日とは違う店で、昨日と同じ料理を食べる
チュニスに来て思ったのは
みんなそこまでフランス語が流暢ではない
訛りがすごかったり、そもそもあまり話せないない人もいる
よく考えたら母国語ではないので当たり前だが、チュニジアの人はみんなフランス語ペラペラだと思っていたので少し驚き
これを考えるとアフリカでのフランス語汎用性もそこまで高くはないのかも
そしてチュニジア人、人がいい!
エジプトから来たから余計にそれを感じるのかもしれないが、とにかく人がいい
もっというとお金で揉めることがない
みんな普通に道案内してくれたり、商売している
筆者がフランス語を話すというのも少しあるのだと思うが、気持ちよい対応が多い
エジプトは観光産業に依存しているところがあるが、最近はテロやらなんやらでかなり観光客が減っている
だから今いる客からふんだくるしかない
一方、チュニジアではそこまで観光業が盛んではない
テロで観光客は間違いなく減ったが、まだまだ純粋な気持ちで外国人に接していけるのだと思う
生活に余裕がないと短期的な視点になるのは当然で、そういうのがアフリカ三ヶ国だけでもひしひしと感じる
今日のツッコミ
こんなところでイナズマイレブン!
第29日目 チュニジア到着 この感覚
この日はエジプトからチュニジアに飛びます
そんなに書くことないかなあと思ったけど、空港から宿まで迷う迷う
そして意外に多い文字量になりました
朝起きてバスで空港まで行く予定だったけどちょうど祝日で道が混んでるかもしれないと言われてタクシーで行くことに
バスでも大丈夫そうだったけども
そして難なくチュニジアへ到着!
チュニジアはあまり最新の情報がネットなどになくて、空港から市内までのアクセスが不安
そして心配事は現実に
公共バス乗り場の表示に従ってバス停で待つ
しかし行きたいところのバスがこない
チュニス空港からチュニス中心地に行くバスがこない
なんでやねん
いろいろ聞いても場所は間違ってないみたい
日本みたいに正確じゃないのよ、と言われるがそれにしても来ない
そろそろ暗くなってきたしタクシーに乗ろうとしたけど、なんかぼられてるような気がする
そこらへんに座っていたお姉さんに話しかけると、その人も中心地に行こうとしてるけどバスの場所がわからないらしい
チュニジア人なのに
そら日本人はわかりませんわ
頼りになるようなならないようなお姉さんと一緒にバスを探す
もう一度タクシーの値段を聞いてみるが、さっきよりも高い
いろんな人に聞いてやっと見つかるバス停
空港敷地の外に出て大きい道路を横切ったところにあった
これはわかりませんわ
会った時から言っていたのだか、このお姉さんチュニジアのお金を持ってないらしい
市内までのバス代20円ほどだったし、いろいろ聞いて回ってくれたからお金出してあげたけど
どうやって帰る気だったのでしょう
ずっと筆者のことを待っていたのか?
じゃあ仕方ない
なんとかして空港から脱出
バスを降りると頼りになるようでならないお姉さんが、道案内をしてくれる他の普通のお姉さんを連れてきてくれた
こっちはかなり頼りになりそう
しかし夜だしバックパック背負ってるし警戒心バリバリでお姉さんについていく
道は単純しかもチュニス1番の大通り
ほぼヨーロッパみたいな感じ
写真からは誰もアフリカだとはわからないだろう
いろいろ建物や銅像を説明しながら案内してくれる
そしてある程度まで連れて行ってくれるとあっさり別れる
なんていい人なんだ
案内されてやってきたのはメディナ(旧市街)の入り口
ここからがまたややこしい
細い道がめっちゃ入り組んでいる
そして20時頃だったが店は全部閉まってるので、かなり暗い
ああ怖い
スマホで撮った地球の歩き方の地図しかないので、何も見ずにいつも通りだいたいの方角で歩く
たまにいる人に道を聞く
するとみんなめっちゃ親切
思ったよりすんなり宿まで着きました
チェックインを済ませドミトリーの部屋で一息
たまらないこの感覚
重いバックパックを背負って知らない場所
危なそうな道をいろんな種類の汗をかきながら急ぐ
そしてたどり着く目的地
心の底からホッとする
この全ての感情がたまらない
ちょっとよく旅行する人ならわかるかもしれないが、クセになる
これを求めて旅行するわけではないけど、後に振り返った時のこの感じが好きです
近所で唯一開いてたお店でチュニジアンファストフード?を食べる
これがまた安くてうまい、今後もお世話になる
Wi-Fiサクサク、温水適圧シャワー、中おしゃれ、ほぼ貸し切り、安い
いい宿
今後のチュニジアでの予定を考える
そこで気づく事実
なんとめっちゃ暇になりそう
出国日は決まってるからそれまでどうしよう
悩みつつ今日は寝ます
とりあえず明日はチュニスをゆっくりぶらぶらしよう
今日のツッコミ
エジプトでめっちゃ美味しかったスイーツ
通称トンカツ
第28日目 エジプト最後の夜
10月5日 エジプト カイロ
今日は国立博物館、2回目の夜ハンハリーリ
朝ゆっくり起きてブランチとして昨日の残りのカレーを食べる
2日目のカレー
いい響き
昨日よりもおいしかった
そして国立博物館へ
何と言ってもメインはツタンカーメン
近くで見ても綺麗な金
これは世界的お宝になるなといった出来栄え
基本的に館内撮影禁止なのだが、このゾーンだけ本当に撮影禁止
その他にも何体かミイラが展示されていた
このミイラだけ別料金しかも入場料の倍近く
足元見てきやがる
死体がこんなに見られるってどんな気分かなあ
途中から狭いミイラ展示室で筆者1人になってしまった時はなんか怖くてすぐ出ました
ほんとうにワアッって起き上がってきそうなほどそのままだから
何度もドッキリを疑いました
筆者はどんな博物館でもエジプトコーナーが大好き
そしてここは全てそれ
エジプトの展示物が好きな理由の1つとして
たまにめっちゃかわいいのがあるから
特にホルス神は基本的にいつでもかわいい
オススメはミイラ作る時の臓器入れ
丸っこい円柱の入れ物に動物の顔がちょこんと乗っている様はたまらない
最後のはネットから拾ってきました
2時間ほどで見終えてホテルにもどる
晩御飯はもちろんカレー
幸せです
そして最後はもう一度夜ハンハリーリへ
ここでエジプト名産花崗岩のキャンドル入れを買いました
そして少し足を伸ばして教会などのライトアップも見る
明日は朝起きて空港へ向かうので今日はもうおやすみなさい
今日のツッコミ
スヘクタクル!!!